サギ受注防止機能とは

わたしも経験したサギ受注防止機能とは

ネットショップを長いことやっていると、知人から「ネットショップやっててお金ちゃんと入ってくるの?」とたまに聞かれます。なぜそう聞くのか尋ねると、ネットショップなんて騙されるものだと思っているようです。

実際にネットショップを運営していて、特に後払い利用などを採用していると、催促しても入金されないといったトラブルがいまだにあるようです。

私のお店では当初後払いをやっていましたが、途中からカード、代引き、先払いのみを採用することにより上記のようなトラブルは一切無くなりました。しかしもう一つ注意が必要なのはサギ注文です。

不正なカードを利用したり、代引きで注文して受け取り拒否をする常習犯などがごくまれにいます。こういった人をガードするにはどうしたらよいでしょうか?自分一人の力で防ぐにはまず無理だと思います。

そこでショップサーブ(Eストアー)の登場なのですが、ショップサーブではサギ(不正)の疑いのある注文があると、黄色サイン、または赤色サインで事前に知らせてくれます。このサインはEストアーが過去に蓄積した膨大なデータをもとに、再度不正が起こらないように出店者に対して注意を喚起するものなのです。

年間約1億円の不正注文を阻止 ますます増加、巧妙化するネットショッピング不正注文

大きな母体だからできる安心機能

つまり、過去のデータがたくさんあるからこそできるワザだと思います。楽天市場やヤフーショッピングでも似たような機能が備わっていますが、これらは母体が大きい・しっかりしているからできるのであって、安価で提供していても小さな会社のサービスだと、このような場合に非常に厄介です。

無用なストレスになりますし、最悪の場合、警察や裁判所が関わるようなことになったらそれこそ仕事どころではなくなってしまいます。

不正疑いの注文が入ったら

先に紹介したショップサーブ受注管理の黄色サインは、過去の疑わしい注文と情報が部分一致しているという意味であり、赤色サインは完全一致しているという意味です。

不正注文シグナル

わたしのお店の場合ですが、こういった場合、ある理由を書いて支払い方法を変更してもらうようにお願いするメールを送ります。支払い方法の変更は急でもありますので、事前にお店の規約に、「諸事情により支払い方法の変更を依頼する場合がある」旨を書いておくとなお良いでしょう。

あわせて、連絡をいただけない場合は注文をキャンセルさせてもらうといった内容も書いておきます。連絡をもらえないことがほとんどなのでこの文面を書いておかないとキャンセルの理由を作れません。

最後に注意がひとつ。サギ受注防止機能がはたらいても、不正でない場合もありますので、それを前提にして対処する必要があります。わたしのお店でも実際に不正でなかったケース(支払い方法の変更に応じていただいてお金を頂戴したケース)もありましたので慎重に対応するように心がけましょう。

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